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ときおり出会う懐かしい風景に足を止める。
ふと振り返ると、歩んできた古い記憶がよみがえった。 何をしてきたんだろうと記憶をたぐり寄せても、もつれた糸が戻らないように、 とりとめもなく続く。 ふと、元に戻ろうと言いかけたけど元がないことに気づき、やめた。 どこから始まったのかもわからず、目の前にある光景を見ているしかなかった。 失ったものはたくさんあったけど、そんな記憶は片隅に押し込んで前を向いて歩くしかないねって、 陽気主義者は思った。 そんな古い記憶の圧縮をクリーニングできないでいることに気づいた日の、 ほんの小さな出来事の中にて。 88
# by Titan_White | 2010-10-06 20:39
黒い雲が覆うと
忍び寄る不安に怯えてみたくなるのです。 何かの隅に隠れて、 何かが通り過ぎるのをじっと待つときのように 子供のころ、黄色い公衆電話ボックスの中でしゃがんで隠れて、 土砂降りの雨が通り過ぎるのを待ったりした。 思い出すものは、そんな自分だけの小さな記憶の断片ばかりだけど 87
自分の人生は常に
あこがれを追う日々だった 遠く届かないものばかりを追っていた ある日、それは突然唐突に この手の中にあった 戸惑い、だけど現実の出来事に 素直に喜びながらも、 なくしてしまいそうな不安にさいなまれて 不安そうな顔を見せてしまった 心配はいらないよと そんな言葉に救われて 闇に向かう道の先を見つめた 86
__をひろった
諦めかけていたそのときに ほんのきっかけだったのだろうか 長い道のりだったのだろうか そのきっかけが起きるためには 数知れず多くの出来事があって それらが織りなしてできあがった偶然なのかもしれないが 心から思ったその日、現実から目をそらした 85
心に ぽっかりと穴が開いている
そんな日が来る予感と焦りが 気持ちを早まらせた いつもそこで失敗しているのに また繰り返すのだろう 不安が交錯し、前に進めない きょうも、明るい笑顔が見透かすように笑った どうしてこうなんたんだろうと、 振り返っても、何もみえず ただ、情けなく舞い上がっている自分が見えた 84
どこまでも続く道を
寄り添いながら、ときに笑いころげたり 逃げたり追いかけたり 誰も気にせずされず、 そうしてはるか遠く、 振り返ると、来た道が光り輝いているというような人生を送りたい。 それが夢だった 雨の夜、 あいかわらず独りで歩いてる 83 ![]() # by Titan_White | 2010-02-16 06:59
どういうわけでもない
ひとりが好きでもない ふたりでいることでもない 友だちと遊ぶことでもない ひとりでいる時間は大切だし だれかと過ごす時間も大切だし みんなといる時間も大切だし 夕暮れ 帰り道 通り過ぎる風 記憶が飛んでゆく 82 ![]()
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